今年度もスタートし早くも一ヶ月が経過しようとしています。
にしても流石にこうも寒かったり暑かったりの繰り返しだと身体に堪えますね。
先日の前日との気温差17℃には私の頭も過剰に反応して少しぐったりです。
体力のエネルギーストックが確実に損なわれているのを感じます。
そんな時は社内の誰かが何とかの一つ覚えのように言っているバカボンのパパが好物の「レバニラ」と
果物のキウイを食べれば体力回復ということでもっぱら王将の「レバニラ」を食べ、
キウイをスプーンで穿る日々が続いているNです。
あれだけ刷り込まれれば言われた通りにしてしまうでしょうと藁にも縋る思いで従順に実行しています。
2010年上期の住宅・不動産業界のキーワードは「ECO」「マンション用地」「ファンド」のようです。
その中で住宅を買う人達に特に直接関係のあるものは「ECO」でしょうか。
今回は「ECO」をテーマに書いてみようと思います。
「人と環境に優しい省エネ住宅」なんてよくお家の広告でよく見かけます。
人に優しい省エネはさておき環境に優しい省エネでいけばまず建物は丈夫で長持ちが基本ですよね。
今までの日本の住宅のように20年?30年もすれば建て替えなんてことになれば
どう考えても省エネではないような気がします。
そのたびに木材や瓦や自然の素材が大量に消費されるのですから。
住宅ローンも日本の場合最長35年ですが裏返せば35年しか日本の家はもたないと評価されているんですか?と素朴に思ったりもします。
技術先進国日本なのですから三世代以上100年以上の耐久性のある家は建築できないのでしょうか?
そのうち「100年保証で100年ローンOK」なんて家が登場する日も近いのではと期待します。
実は建物の構造や躯体の耐久性能は今やかなり長持ちするところまできているのかも。
であれば日常的なメンテナンスの問題はあるのでしょう。
正直アメリカの映画なんかではお父さんが兎角家のメンテナンスをしているシーンが出てきます。
子供と一緒に楽しみながら。
アメリカでは一生のうちに平均5回家を住み替えると言われています。
だから常に家は住み替えるため資産価値を向上させる必要があるのです。
買った価格より高く売ってステップアップした次の家を買う。
日本の家は中古になるとたちまち建物の価値が激減します。
家の歴史が正当に評価される時代がくればいいですね。
本来丁寧に使った建物の歴史は価値あるものだと思います。
アンティークの家具のように。
楽しみながらのメンテナンスは「ECO」への取り組みです。
私たちの仕事を通じて家を大切にメンテナンスしながら家族を育む「Life is ECO」=「LIFECO」の取り組みを
提案していきたいと思います。
電気やガスなどエネルギーの省エネへの取り組みも大事だとは思いますが。
さて、タイトルにあげました「Truth」ですが日本語では「真実」でしょうか。
日常的には「事実そのものの中身」として使われるケース多いような気がします。
先日欧米の化粧品メーカーの広告で「警告!女性の身体の○○%は有害物質に入り込まれている」的なコピー(詳しくは忘れました)でそれを女性のボディを使った表現で衝撃を受けたものがありました。
たとえば一生に食べてしまう口紅の量が3本とか5本なら指の5本が赤く塗られているビジュアルで。
ファンデーションとか。
「真実」をわかりやすくメッセージとして投下する。
その結果どのような行動を取るべきか示唆をする。
住宅業界においてはまだまだ「Truth」が伝えきれていません。
目に見えない住宅の強さや弱さ、色々な特性がその住宅を買う(建てる)前にわからない。
住宅を選ぶ際に基本性能は知った上でないと選択する人にとって本当にその住宅が最適なのか判断できません。
実際は住んでみてからでないとわからないことも多いとは思いますが。
その家の建つ土地の土と建物の相性はいいのか?
気候とはどうか?
家にはどこにどのぐらい重量がかかるのか?
室内にはどの場所にどの程度空気が通るのか?
湿度はどこにどの程度多く蓄積させるのか?
...?
...?
...?
言われてみれば?がすごく多いのです。
住宅の広告を通じてわかりやすく伝えていきたいと思います。
更にそんなことを知った上でその家とどのような付き合い方をしていけばいいのか。
知れば興味が湧くでしょうし、興味をもって接していけばその家を大切にする。
そうすれば住宅が長持ちし、その取り組み自体が「ECO」となります。
私たちの業界はたくさんの紙を消費します。
だからこそもっともっと「Truth」を伝えることで「ECO」に取り組んでいきたいと思います。
にしても「レバニラ」が美味いことは「真実」です。
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 「Truth」で「ECO」を
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.interbrains.com/cmt/mt-tb.cgi/70