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打上花火

9月に入りましたがまだまだ残暑厳しく、
秋の訪れなど全然実感が沸かない日々が続きますね。
こうも暑いともういい加減照りつける日差しにうんざり。
そろそろ猛暑で少し弱った身体をクールダウンしたいものです。

さて私Nは今年夏花火を見にいく機会がありました。
夏の夜空に瞬く金・白・赤・緑など色とりどりの花火の閃光は
身体の芯から響く轟音と共に夏の楽しい思い出として記憶に残っています。


花火といえば「夏の風物詩」として8月を中心に
全国で花火大会が開催されどの花火大会も毎年大人気です。
「打上花火」は「玉」と呼ばれる紙製の球体に
「星」と呼ばれる火薬の玉を詰めて打ち上げる花火で
その出来栄えは花火師秘伝の技法によるとされています。

花火師では江戸時代から名を馳せた「鍵屋」「玉屋」が有名ですが
私の育った愛知県三河地区でも昔花火造りが盛んでした。
これは江戸時代に尾張藩・紀州藩・水戸藩は徳川家のお膝元として
火薬製造の規制がされなかったことに起因していると言われています。

特に愛知県岡崎市付近では徳川家康の出身地ということもあり
江戸時代から町人が競って花火を製造しておりました。
かくいう私の安城の祖父も昔花火職人をしており子供の頃遊びに帰った折、
火薬の匂いがたちこめていたことを憶えています。

いまでもそうなのかわからないのですが当時の花火造りは
「死」と隣り合わせの仕事でいつ発火するかわからないため
コンクリートで囲まれた仕事場で花火造りをおこなっていたと聞きました。
実際親戚の何人かが花火事故により命を落としているとも聞きました。

一瞬の輝きを生み出すためにまさに命がけの仕事として花火造りをしていたと。
打上花火の「はな」を見ていると生きていると強く感じ終わった後は
何故か寂しさも感じたりします。

来年は是非打上数日本一の長野県諏訪湖の花火大会や国内唯一の
四尺玉が上がる新潟県片貝まつりに出かけてみたいなぁと思います。


今月は14日に民主党代表選が行われます。
私の所属する住宅・不動産業界でも今後の政策の違いから
この代表選は多いに注目されています。
どちらが勝つにせよ、選挙を勝つための一過性の「9月の打上花火」
にならないように切に願っております。

| カテゴリ : 代表 M.N |  |

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