2019年8月29日 16:35
先日、米国(中南部)出身の方と日本の新入社員について話す機会がありました。
彼は10年前アメリカの大学卒業後、日本の某大手企業に就職し新入社員として来日したそうです。
ある程度の文化は受け入れていく準備はしてきたものの現実は凄まじいギャップで、特に働き始めたころは
「サプライズ」の連続だったそうです。
「ミスしても次頑張ればよい」→ミスはしたくないし、しない! ※→は本人の心の声
「仕事(利益貢献)先でよい、長い目で見よう!」→今でしょ!
「まずは自社製品の勉強で長い研修」→勉強は自分でやるよ!
「自分が決して関わる事のない商品も勉強」→要らないよ!
本人の感覚では自分は「高校生扱い」されていたと・・・(大学はどこへ・・・)
やっと配属されても
「任せてもらえない」→任せてくれた方が自分も上司も効率良い!時間の無駄!
「自己判断の休憩は空気を読めない外国人と」→生産性が大事でしょ!
とても息苦しかったようですが、キャリアを獲得するまでと辛抱強く精進したそうです。アメリカでは
新卒でも即戦力でないと「ファイヤー(fired):解雇」「ミスだって誰も許してくれない」と笑って言っていました。
ある程度想定できる話ではありましたが、とても優秀な人なので直接聞くと感覚は違いました。
人口減少を軸に、移民受け入れ、5G通信システムなど、島国日本の国際社会化はまた別次元に向かうと
考えると、改めて異文化の考え方や意見を「受けとめる事」は大切と感じました。
| カテゴリ : 営業 M.M | |
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