2023年2月 7日 09:29
お世話になります。
名古屋本社営業のKです。
先日、名古屋市にある「リニア・鉄道館」に家族で遊びに行って参りました。
東海道新幹線をはじめ、蒸気機関車や在来線の実物展示39両。
日本最大級の鉄道ジオラマ模型など、照明や演出も相まって、どれも迫力があり
我が子と共に私も興奮いたしました!
新幹線と言えば
N700系のぞみ
主人と付き合っていた頃の神奈川(私)?愛知(主人)の遠距離移動。
別れ際ホーム稼働策が閉まる際に、バダジェフスカ作曲「乙女の祈り」が流れると
ウルウルしたこと(あの頃の健気さ可愛げは今やいずこへ...)。
娘が生まれ産後1ヶ月、里帰りから我が家(名古屋)に戻る際に抱っこ紐の中の、
ふにゃふにゃな彼女に「泣くなよ〜泣くなよ〜」と祈りながら乗車したこと
(年4回ほどの帰省を考えると娘は5歳にして40回は乗車していることに!)。
出張で利用した際に、隣のお客さんがオウム、それもかなり大きな!!を連れていて、
オウムの澄んだ瞳と目が合うたびに、ソワソワ!ドキドキ!
(本数・座席数がある中でよりによってなんでこの子の隣になったしまったんだ!汗)
名古屋から東京までの約1時間半、手に汗握りながら非常にスリリングな思いをした、なんて事もありました。
そんなわけで、私にとって "のぞみ" はとても身近な存在です。
さて、この "のぞみ" のネーミング
不動産広告に従事する者としては由来が気になるところです。
調べてみると諸説あるものの...
1964年に東海道新幹線が開業したときの列車名は「ひかり」と「こだま」でした。
速さの象徴である
"光速"から「ひかり」
"音速"にちなんで「こだま」
時は流れて1992年。
航空事業の規制緩和で国内線航空便が活発になり、東海道新幹線も新たな最速列車で対抗しました。
ここで"光速"よりも物理的に速いものがなく列車名に困ります...
デビュー前、身内では「スーパーひかり」と呼んでいたとか。
それではあんまりだ!と一般公募したところ「きぼう」に内定。
最終的にはひかり・こだまが大和言葉であることからきぼう→「のぞみ」になったそうです。
こだま= 音 = 音速(各駅停車)
ひかり= 光 = 光速(主要駅停車)
のぞみ= 希(祈り)= 想い(最速列車)
光は音よりも速く、そして、人の想いは光よりも速く届く
ロマンチックすぎやしませんかっっ。
この列車名がなかった時の事を想像してみましょう...
「今度723Aで名古屋に会いに行くね」
「えぇー!各駅停車で来るなんて!
227Aの方が早く着くよ!せめて511Aでしょ!」
※723A...こだま 227A...のぞみ 511A...ひかり
列車名がある事で共通認識しやすく、伝わりやすく、一気に愛着も湧きますね。
ネーミングやコピーなどは、市場が感性の要素を強くする傾向にある事を踏まえると、
その良し悪しが商品の売行に大きな影響を与えることもあります。
私たちが不動産広告を制作する際も、常に事業主様の想い、プロジェクトのコンセプトや、
商品・その土地の良さを、どの様にエンドユーザーに届けるのか。
時間も手間も惜しまず考えて考えて考え抜き、完全オーダーメイドで作り上げていきます。
音よりも光よりも速く。
エンドユーザーにクライアントの皆様の想いが届く様、精一杯そのお手伝いをさせていただきたく、
エンジンを吹かしていつでもお待ちしております。
開業予定のリニア中央新幹線にはどんな名前が付くのでしょうか。
今から楽しみです。
| カテゴリ : 営業Y.K | |
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